音声の前提条件
サラウンドサウンドを含む作品には、5.1ch音声が必要です。5.1ch音声を提供する場合は、できる限り、サラウンドと同じ音声トラックに2チャンネルトゥルーステレオミックス (2チャンネルステレオミックス) を追加してください。
コンフォームされた5.1ch音声が作成されたことがない場合は、ステレオ音声を受け付けます (モノラル音声は、番組のオリジナルソースファイルがモノラル音声で、ステレオおよび5.1chミックス (あるいはどちらか) が存在しない場合に受け付け可能です)。 ただし、5.1chトラックを単にミックスダウンして2.0chトラックを作成しないでください。
音声ミックス要件
プロダクションオリジナル版と吹替言語
ニアフィールド5.1サラウンドミックス - マスタリングとアーカイブ
- 79db splをミキシングの標準リファレンスレベルとしてください。
- ITU-R BS.1770-3を使用してプログラム全体で計測して-24 LKFS (+/- 2 LKFS) に合わせます。
- M&Eボリュームを下げずに、ピークを制限することで、-20 dbfsのリファレンス上で+18db (-2 dbfs) を最大レベル (トゥルーピーク) に維持してください。
- セリフ/ボーカルステムは同じ仕様で提供してください。
ニアフィールド2.0ステレオミックス - マスタリングとアーカイブ
- 79db splをミキシングの標準リファレンスレベルとしてください。
- 別個のLo/RoまたはLT/RTミックスは、ITU-R BS.1770-3を使用してプログラム全体で計測して-24 LKFS (+/- 2 LKFS) で提供してください。
- Lo/RoまたはLT/RTミックスはモノ対応であることが必要です。
- M&Eボリュームを下げずに、ピークを制限することで、-20 dbfsのリファレンス上で+18db (-2 dbfs) を最大レベル (トゥルーピーク) に維持してください。
- Lo/RoまたはLT/RT 2.0ミックスを作成する際、低域効果音 (LFE) は-12dbで左チャンネルと右チャンネルに折り込み、5.1chに合うよう調整します。
- Lo/RoまたはLT/RTミックスは、デコードした環境で行います。
音楽と効果音 (M&E) のミックス
ニアフィールド5.1サラウンドM&Eのミックス
- 48kHz/24ビット以上、96kHz/24ビット推奨
- 台詞以外の全ての音楽と効果音が含まれた5.1chサラウンドサブミックスを別途提出してください。
- クリエイティブな意図に正しく合わせるため、ルームトーンリファレンスを含めて下さい。
- すべてのレベルを、最終版マスタリングとアーカイブに使用したものとミラーさせてください。後から追加される吹替音声のミキシング作業を簡単にするためです。
- Backlotのヘルプサイトに、M&Eを作成するミキサーに向けたNetflixのM&E作成ガイドライン文書があります。
ニアフィールド2.0ステレオM&Eのミックス
- 48kHz/24ビット以上、96kHz/24ビット推奨
- 台詞以外の全ての音楽と効果音が含まれた2.0chステレオサブミックスを別途提出してください。
- クリエイティブな意図に正しく合わせるため、ルームトーンリファレンスを含めて下さい。
- すべてのレベルを、最終版マスタリングとアーカイブに使用したものとミラーさせてください。後から追加される吹替音声のミキシング作業を簡単にするためです。
- Backlotのヘルプサイトに、M&Eを作成するミキサーに向けたNetflixのM&E作成ガイドライン文書があります。